全前置胎盤の話とか、手術(出産)間近の話
こんばんは〜
思い出すとちょっと泣けてくる。。。
2ヶ月の入院。毎日見舞いに来てくれた、私の母。夏バテで点滴まで打って、、、それでも、来てくれた。ありがとう。
週末必ず来てくれた夫。平日も、間に合えば来てくれた。アイスを買って。
あんまりメールをしてくれるタイプじゃないけど、必ずおやすみのメールはくれた。
家族のありがたさ。。。噛み締めていました。
昨日書いた事の少し補足を。。。全前置胎盤とは。。。
赤ちゃんが産まれてくる出口の子宮口の上に、どかっと胎盤が乗ってしまっていて、
完全に塞がってしまっている状態です。
んで、陣痛が来たりして、子宮口が開いてしまうと、破水や出血が始まってしまい。。。何より先に胎盤が出てしまうのです。
胎盤。。。
赤ちゃんと母体をつなぐ、とてもとても大切な物。
この胎盤からへその緒を通じて、赤ちゃんに酸素が行っています。
だから、赤ちゃんより先に胎盤が出てしまうという事は、
赤ちゃんは産道を通る間、酸素が行かず。。。
そのため、お産に繋がる事が始まる前、
37週あたりに、帝王切開する事が多いのです。
私もそうでした。
手術前に、前置胎盤はとにかく大量に出血するという事で、
自己血を輸血のために、毎週、毎週とってました。
少しでも輸血のリスクを減らすためです。
それでも、出血が止まらずに、母体が危なくなる。
そんな最悪な事態が起きたら。。。
最悪、本当に最悪、最終手段。どんな手を施してもダメなら、
子宮を全摘出。
怖かった。本当に、怖かった。怖くて怖くて仕方なかった。
できれば、止めたい。
でも、止めたら赤ちゃんの命は100%助からない。
選択の余地はありません。
子宮の筋肉層に胎盤が入り込んでいないということらしく、
きっとそこまでの可能性は、無いから、大丈夫。と、
先生にも言って頂きました。
でも、先生は常に最悪の事態の説明もしなければならないのですね。
そして、その話を聞いた後。
同意書にサインをしなければならない。
輸血でエイズになる可能性もある。同意してください。。。と。
同意。。。。
したくないわっっっっっっっ(泣)
でも、するしか道がない。だって赤ちゃん死んじゃうじゃん(泣)
なんてこったい。
そして、手術当日の朝。
朝一手術予定の私のところへ、
前日眠れなかったのか、疲れた顔の夫が病室に来てくれました。
ありがたい事に私が居た病院は、緊急でなければ、帝王切開でも夫の立ち会いが可能でした。
心強かった。
最後の点滴をしてもらいながら、同室の皆さんにいってらっしゃいと見送ってもらいながら。。。
私は車いすで手術室へ行きました。
ふぅ。
今日はココまでにしようと思います。
ちょっと怖い事書いてますかね?不安を解消できたら。。。なんて思って書いてるけど、逆効果!?
ごめんなさい。
でも、入院生活は長くて、途方も無かったけど、家族のありがたみを再確認したし、
ワンピースも読破したし(笑)
妊婦での灼熱地獄を回避できたし、美味しく無い食事で体重は増えずに済んだし(笑)、毎日、赤ちゃんの心音チェックも受けられて、悪い事ばかりでは無かったです。
疑問を感じたら、すぐに助産師さんに相談できるし!
ま、できればもう入院したくないですけど。ね!
では、また!