34歳からですよ。

あっという間にアラフォーです。日常、主に息子との事を書いてます。

全前置胎盤の話とか、手術(出産)間近の話

こんばんは〜

思い出すとちょっと泣けてくる。。。

2ヶ月の入院。毎日見舞いに来てくれた、私の母。夏バテで点滴まで打って、、、それでも、来てくれた。ありがとう。

週末必ず来てくれた夫。平日も、間に合えば来てくれた。アイスを買って。

あんまりメールをしてくれるタイプじゃないけど、必ずおやすみのメールはくれた。

家族のありがたさ。。。噛み締めていました。

 

 

 

昨日書いた事の少し補足を。。。全前置胎盤とは。。。

赤ちゃんが産まれてくる出口の子宮口の上に、どかっと胎盤が乗ってしまっていて、

完全に塞がってしまっている状態です。

んで、陣痛が来たりして、子宮口が開いてしまうと、破水や出血が始まってしまい。。。何より先に胎盤が出てしまうのです。

胎盤。。。

赤ちゃんと母体をつなぐ、とてもとても大切な物。

この胎盤からへその緒を通じて、赤ちゃんに酸素が行っています。

 

だから、赤ちゃんより先に胎盤が出てしまうという事は、

赤ちゃんは産道を通る間、酸素が行かず。。。

 

そのため、お産に繋がる事が始まる前、

37週あたりに、帝王切開する事が多いのです。

 

私もそうでした。

 

手術前に、前置胎盤はとにかく大量に出血するという事で、

自己血を輸血のために、毎週、毎週とってました。

少しでも輸血のリスクを減らすためです。

それでも、出血が止まらずに、母体が危なくなる。

そんな最悪な事態が起きたら。。。

 

最悪、本当に最悪、最終手段。どんな手を施してもダメなら、

子宮を全摘出。

 

怖かった。本当に、怖かった。怖くて怖くて仕方なかった。

できれば、止めたい。

でも、止めたら赤ちゃんの命は100%助からない。

選択の余地はありません。

 

でも、手術近くなり、最終胎盤位置確認のMRIをとり、

子宮の筋肉層に胎盤が入り込んでいないということらしく、

きっとそこまでの可能性は、無いから、大丈夫。と、

先生にも言って頂きました。

 

でも、先生は常に最悪の事態の説明もしなければならないのですね。

 

そして、その話を聞いた後。

 

同意書にサインをしなければならない。

 

輸血でエイズになる可能性もある。同意してください。。。と。

 

同意。。。。

したくないわっっっっっっっ(泣)

でも、するしか道がない。だって赤ちゃん死んじゃうじゃん(泣)

なんてこったい。

 

 

そして、手術当日の朝。

朝一手術予定の私のところへ、

前日眠れなかったのか、疲れた顔の夫が病室に来てくれました。

 

ありがたい事に私が居た病院は、緊急でなければ、帝王切開でも夫の立ち会いが可能でした。

 

心強かった。

 

最後の点滴をしてもらいながら、同室の皆さんにいってらっしゃいと見送ってもらいながら。。。

 

私は車いすで手術室へ行きました。

 

 

ふぅ。

 

今日はココまでにしようと思います。

 

ちょっと怖い事書いてますかね?不安を解消できたら。。。なんて思って書いてるけど、逆効果!?

ごめんなさい。

でも、入院生活は長くて、途方も無かったけど、家族のありがたみを再確認したし、

ワンピースも読破したし(笑)

妊婦での灼熱地獄を回避できたし、美味しく無い食事で体重は増えずに済んだし(笑)、毎日、赤ちゃんの心音チェックも受けられて、悪い事ばかりでは無かったです。

疑問を感じたら、すぐに助産師さんに相談できるし!

 

 

ま、できればもう入院したくないですけど。ね!

 

 

では、また!